梅雨に入っていますが、雨が降ったり、晴れたりの天気が続いています。そんな中、21日に夏至を迎えました。これまで、毎日朝が早く開け、お日様が遅く沈んでいましたが、21日から方向を変えて、今度は日々、短くなっていきます。今年の夏至は梅雨の間の晴れ間に恵まれ、高い空とともに太陽はその輝きを祝うかのように沈んでいきました。この夏至の後の624日にヨハネ祭です。洗礼者ヨハネをお祝いする祭りです。巨大なたき火をして火柱や火の粉や煙を空高く舞い上げます。洗礼者ヨハネはヨルダン川で人々を川の中へ長く浸けることで、人々の意識をなくし、新たな体験へと導いたと言われ、その中にイエス様がおられ、ヨハネの洗礼によって、キリストの霊が降りてきたと言われています。ルドルフ・シュタイナーは毎週の魂の暦の中で、以下のように書いています。世界に対して行為していくことの本質が表されているように思います。夏に向かって、子どもたちがたくさんの体験をしますように。

ヨハネの雰囲気

世界の美しさの輝き

それは私に、魂の深みから働きかける。

自分自身の中に息づく神の力を

世界の翼へと結び付けるように。

世界の光と世界の温かさの中で

信頼を胸に、

ただ自分だけを探しながら、

自分自身を置き去りにするように。